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Hoshi Automotive

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V40ボルボ修理のお客様

2023.01.30

V40ボルボの修理でご来店されたBさんのお話しです。

保険会社の紹介で、Bさんのボルボはレッカーで星自動車に搬送されてきました。
Bさんが信号待ちの停車中、トラックに後ろからノーブレーキで追突されてしまったそうで、バックドアは潰れ、車体は歪み、ガラスも粉々。一目でも全損になることが分かるぐらい被害状況は最悪でした。

Bさんが咄嗟の判断でブレーキを離した為、身体はムチ打ちなどの怪我はあるものの、衝撃が緩和され大事には至らなかったようです。

状況を詳しくヒアリングさせていただき、修理からお引渡しまでの流れをお客様にご説明させていただきました。

Bさんからの『すぐにでも修理してください』の言葉で、すごく大切にしていた愛車だということが痛いほど伝わりました。

しかし、保険会社から連絡があり、状況は一変。

対物保険の全額賠償案件ではありましたが、Bさんのボルボの年式が古いため、時価額の50万円までが支払いの上限額になると説明がありました。 修理を行うのであれば、対物保険の超過特約を使用してプラス50万円、トータルで100万円が上限になるとのこと。さらに、新品部品を使用した場合の修理費用は150万円を越える修理金額になってしまうと。

Bさんの選択肢は、2つ。
①修理をせず、対物保険の上限50万円を受け取って車を廃車にして違う車を購入。
②修理をして保険会社から特約分を含めた100万円を受け取り、越えてしまった修理金額を自己負担でお支払い。

Bさんは少し悩んだ様子で、ボルボとの思い出をお話ししてくれました。「数年前に亡くなった妻の形見の車だから、どうしても修理してまた乗りたい」と。

それを聞いた私たちは、極力お客様の負担が減るように、いままで築き上げてきたネットワークを通じて全国に問い合わせをし、新品よりも安く仕入れられる中古パーツを探しました。

国産の部品に比べると、ボルボの中古部品自体はとても数が少なく、探すのにとても苦戦しました。やっと見つけた部品にも錆があったり、状態のいいものはなかなか見つかりませんでしたが、適当なものは使いたくなかったので、根気強く探し、なんとか揃えることができました。

時間は掛かってしまいますが、生産が終了している部品については、極力修理をして部品の費用を抑えました。

無事に全国各地から質のいい安価な部品を取り寄せることができ、修理をスタート。
車体のフレームの修理から初め、外装を組み立て、塗装をし直して、仕上げていきました。修理期間は部品を探す期間を含め2ヶ月程掛かりましたが、キレイに仕上がり、走行にも問題はなく、私たちも自信をもってBさんにお引渡しをすることができました。

修理後のボルボをみたBさんは、『修理前よりきれいになってもどってくるなんて…。大事に乗らせて頂きます。』と、大変喜んでくださり、たくさんの嬉しいお言葉をいただきました。

”絶対にきれいに修理して、Bさんに喜んでもらいたい”と、ただその一心で修理をしていたので、Bさんの笑顔を見た瞬間はとてもあたたかい気持ちになりました。

その後も問題なく、大事に大事にお使いになられているようです。

Bさんはこの修理をきっかけに、オイル交換から車検まで、車に関することは何でも弊社にご相談に来てくださいます。

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