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Hoshi Automotive

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カラークリア修理のお客様

2023.01.30

マツダ2(カラーNo.46V)の修理でご来店されたT様のお話です。

駐車時に、自宅の塀に接触してしまい、車体の左側面に傷と凹みを作ってしまったとのこと。走行に問題ないそうですが、傷と凹みが目立ち痛々しい状態でした。

凹みの深さなどはそれほど酷くは無かったのですが、一番の問題は、外装色の種類。特殊な色で、カラークリアを用いた鮮やかな赤。実はこのカラーは、再現性が難しく、塗装費用も高額になってしまうのが難点でした。

T様は、他社でもお見積りをした際、“外装色の難易度の問題“で入庫を断られてしまったそうで、元のように修理できるのかをとても心配しており、どこに修理を依頼すれば対応してもらえるのか分からなかったそうです。

保険を使用して修理をする予定だったので費用面の心配はしておらず、何よりも「きちんと元通りに修理してくれる」という“仕上がり“を第一に車屋さんを探していました。

弊社では、こういった特殊なカラークリアを用いた修理実績が多数ございます。

T様は色々と検索した末、星自動車のネット上の口コミの星の数を見て、ご来店いただきました。

T様の「きちんと元通りに修理できるか」という不安に思う気持ちが少しでも払拭されるように、弊社の過去の修理実績の写真や修理過程など、しっかりご説明させていただきました。また、丁度同じ外装色の車を修理中だったこともあり、実際に修理中の車を見ていただきました。

T様にもご納得いただき、弊社に修理をご依頼いただけることに。
修理期間は10日から2週間。

外装色の色味がよく見えるように、昼間の明るい時間帯に調色作業を慎重に行いました。

凹みや傷はいつも通り、ある程度鉄板を引き出しながら鈑金していき、薄くパテを付けて形を整えながら下地の修理を進めていきました。

問題は調色と塗装。

まずは、カラーベース(キラキラした色の層)をメタリックで再現するか、パールで再現するかを修理箇所や塗装する範囲(広さ・大きさ)によって判断します。

次に、ただ色味を合わせるだけでなく、塗装時のリスク(カラークリアのムラ)を回避する為、カラーベースを限界まで色濃くします。こうすることで、キレイに塗装ができます。

その際、複数の色を混ぜて46Vというカラーを作っていくのですが、色は混ぜれば混ぜるほど濁ってしまいます。ここを、いかに濁らないように鮮やかな赤を作り出すかがプロの腕の見せ所です。

この様に、様々な状況判断と観察力、調色の技術と知識で一台一台に合った色を作り上げていきます。

そして納車当日、T様に仕上がりを見て頂きながら、塗装した範囲や、修理方法など実際に修理途中の写真を見ていただきました。

T様からは、「修理できないと断られてしまったお店もあったのですごく不安でしたが、仕上がりを見て感動しました。依頼してよかったです。ありがとうございます。」と大変満足いただき、今現在も鈑金塗装だけではなく、車検などもご依頼いただいております。

お客様によって重要視している部分は様々です。ご予算なのか、仕上がりなのか、納期なのか…。
中でも、今回のご依頼いただいたT様のように弊社のお客様には『仕上がり』を重視される方が非常に多いのです。

技術者として、どんなお客様のご要望にもお応えできるよう、星自動車は、技術力を向上すべく、日々業務を行っています。

日頃からお預かりしたお車をより良い仕上がりでお客様にお返しする為、決して自分たちの技術力に過剰評価することなく、新しいことに積極的に取り組み、昨日より今日、今日より明日と、常に向上心を持って仕事に取り組んでいます。

「新しい知識のインプット、新しい技術のアウトプット。」

知識を入れて、技術に変えることを常に意識しています。

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